T.H先生へ

 お久しぶりです。

 あれから、またいろいろと考えました。自分の夢、自分の人生、自分の家庭、そして、これまでのこと。 

 正直に言うと、T大学は一度諦めてから受験して、合格して入った大学。T大学の環境とかも気に入ってます。

 しかし、この何年間でたくさんのことを経験してきて、今の生活の大切さはわたしにとってはとても大事です。彼の存在は非常に大きいです。今の私は、彼がいたからこそのものです。
 だから、彼を苦しんでしまうようなことをしたくはないです。

 今は、この現状を維持しようと思ってます。

 私がT大学の宿舎に入り、彼と遠距離あるいは別居生活すれば、研究生活を維持することは出来るのは確かです。しかし、そこは私が譲りたくない、譲れないところです。
 わがままかもしれないですが、これまでのたくさんのことイヤなこと、苦しいことを経験して、私にとってこれはわがままではなく、私にとっての幸せです。
 
 あのときに、もし、あのことがなければ。
 あのときに、もし、あの人と何もなければ。
 あのときに、もし、私はもっと強ければ。
 
 いろんなことを後悔しています。でも、あれやこれが無ければ、今の彼と出会えなかったのかもしれない。
 考えてみれば、あれやこれがあったから、本当に後悔したから、本当に反省したから、神様が私を見捨てずに、彼をくれたのかもしれない。
 彼は、人生のどん底にいた私を、生きる気力を無くした私を救ってくれました。
 
 遠距離は、彼にとってはとても辛いことです。実際にしてみて、彼への負担はとっても大きかった。
 
 自分の夢を捨てて、自分の好きな場所を捨てるのは辛いです。
 けど、今のこの幸せは私にとっては奇跡のようなものです。
 何年後、何十年後に後悔するかもしれません。夢を諦めたことを。
 でも、彼との仲に心配要素を入れることすら、私の命取りになります。
 このどちらを諦めるのに、心が痛む。
 だから、私は「私」でいられる方を選びます。

 こんな学生で、すみません。
 弟子である資格を捨てて、すみません。

 これが、今の私にできる精一杯の、前を向いて歩むことです。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

弟子と師匠は異体同心やよ。
ソエンの気持ちをわかってくれると思うよ。
不安や後悔は必ずどの道を通ってもでてくるものです。
そのときに幸せだ、と思えるか。
ソエンならできると思う。


mami