久々に母とゆっくりと電話することができた。
私の生活はやっと動き出そうとしている。来月からバイトが始まる。再来月には母国にかつてない最大のイベントと、人生の区切りがやってくる。母は伯母の病状で情緒不安定になっていると父から聞いた。電話でも何となく伝わってくる。
母の実の姉−私の伯母が2年半前に大腸癌と診断され、大腸を前摘出してから去年までは介護の助けを借りながら、何とか元気だった。けど、今年に入ってきてから病体がどんどんと悪化していく。もう、長くはない。
伯母は文化大革命の犠牲者であると私は思う。下放され、そこで今の旦那と知り合い結婚した。結局、大学にも行かず、中学卒業の今の叔父と一緒になり、従兄に当たるお兄ちゃんを生んだ。お兄ちゃんを北京にあるおばあちゃんの家に預け、自分たちはなかなか北京に戻る事ができなかった。私の小学校のときに、母ともう一人の伯母と人脈を尽くして、何とか二人の戸籍を北京に移すことができ、やっと北京に戻ってきた。しかし、戻ってきたものの学歴が無ければ仕事はないこの時代で、就職先はなかなか見つからなかった。これも結局また人脈を使い、何とか解決した。それでも、お兄ちゃんの大学の費用は家ともう一人の伯母が出したみたい。お兄ちゃんは大学卒業して、何度か転職しキャリアを積み重ね、今になっては親戚の中で一位の稼ぎもの。そんな矢先に、伯母の病気が発覚して、そのときには既に末期だった。家族遺伝性の病気だったため、一時期騒然とした時もあった。
おばあちゃんも90近く、歳をとり物事を忘れやすくなってきているみたい。
そんなおばあちゃんと伯母を見ている母、そりゃ情緒不安定になるのも無理はない。オリンピックの開催地が北京に決まった瞬間に、我が家はとっても盛り上がった!やっと、2008年がきて、再来月で8月になる。家族全員が待ち望んでいた年、月というのに、どうもオリンピックを見ている場合じゃなさそう。

2 件のコメント:
負のオーラに人間は
弱りやすいもの。
オリンピックの雰囲気、勢いが
どうか伯母様の病状に
いい意味で生きますように、
そしてソエンのおかあさんにも。
つらい思いは半分こ、
楽しい想いは2倍!!
まみ
ありがとう〜
最近、更新してないけど大丈夫?(いまさっき更新したね)
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