もう12年も会っていない友がいる。12年間、片手だけで数えられる回数しか連絡をとれていない。というのも、この12年間に私たちの物理的な距離、彼女の事情があったから。
今から6年前。広島で大学受験があったため、6年ぶりに広島の土地を踏んだ。私が、夢にも出てきたことのある、とても懐かしい感じだった。友人と再会して、彼女の実家へと向かった。そこにいたのは、彼女のお母さん。その実家は私がそこを去ったときと何の変わりもなかった。だが、彼女はいなかった。お母さんを通じて、携帯の番号を知った。三日後に会う約束をしたが、彼女は約束の場所には現れなかった。
広島を離れ、日本を離れる前日あたり、私は彼女と電話したことをはっきりと覚えている。そして、電話の向こうで、彼女が泣いているのを薄々と感じた。
とても、仲のいい友だち。
一緒に自転車を乗ったり、自転車であっちこち走り回ったり、私をトラブルから助けてくれたり・・・
日本を離れ、彼女に一通の手紙を出した。
だが、何日もしないうちに、その手紙が私の手元に戻ってきた。
なぜ?
住所は間違っていない!
どうして!
まだ幼かった私は、そのときには何もできなかった。
何年後に、彼女に電話をしたが、いつも留守番電話に切り替わっていた。
だから、約束の場に来なかった私は、彼女に何で来なかったことを聞く勇気はなかった。けど、それから電話で知ったのは、彼女の子どもが入院した。
彼女にこの何年間にたくさんのことがあったみたい。
子どもが出来、結婚はしていない。子どもの父親の話を一切口にしないことから、その事情が伝わってくる。
さらに何年を経った。
その間、携帯を無くしたり、水に濡らしたりで全てのデータを失った。
ある日、偶然にも彼女のお父さんのBlogに辿りついた。私は目を疑った!
あのとき、私と合う約束した翌月に、彼女の子どもがこの世を去った。
自分にそれを知らなかったこと、少しでも彼女を責めたこと、彼女のために何もできなかったことを悔やんで悔やんで・・・
そして、今。
もう12年も会っていない。
彼女は今、何をしているのだろう。
彼女のお母さんから知ったのは、子どもを亡くして、一人暮らしで実家にも帰ってこなかったが、少しずつよくなっていってる。
「彼女が回復するまで、少し時間をください」
彼女のお母さんはそう私に告げた。
もう12年という長い年月が経った今、彼女は私の大事な友。
長年会っていない友の連絡を待つ私。
だけど、名字が変わるまでに、彼女に会いたい。

2 件のコメント:
ソエンが思い続ける限り
絶対会えるよ。
ソエンの幸せを
素直に今は喜んでくれやんかもしれん。
でも、
ソエンが思い続けてるように
きっと相手もソエンを思ってると思うよ。
だから、いつか
ソエン、おめでとう
って言ってくれると思う。
時間がかかっても
素敵な友達を大切にしてあげてください。
友達は宝です。
自分の子供をなくすことは
自分が死ぬよりつらいこと。
そんな簡単なことに気づいたのは
出産してからやった。
きっと私たちの想像以上に
つらい気持ち、
そして頑張ろうと
してるんやと思う。
何も分からない中、コメントして申し訳ないけど
ただただソエンが待ってあげることで
ソエンに、いつか笑ってくれると信じて。
mami
ありがとう〜
mamiさんのいうように、彼女の辛い気持ちは私たちには想像絶するものでしょうね。
ありがとう!
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